■特別遊撃部隊セレクトセイバー■
作者:あけい こう 様 配布先:GOINGROAD
(2008/6/27) 堂々の完結ッ!寂しいやらなんやらかんやらです。 ■26話。 ミユさん昏睡状態。前回のなんか気になる引きから実はギャグか!? と思いきや深刻なものでした。 タケシを叱るカミカゼが素敵でした。……でも、気のせいか微妙に『ワタシ』っぽいような。 いや、『ワタシ』自身も、『ワタシ』が混じってるかもしれねーぜーとか言ってましたが。 ミユの看病。彼女を置いて季節は過ぎていく。悲しいな…… 選択肢。『そんなの嫌だ』を選択。もう一つを選んでいたらどうなっていたのだろうか。 ちくしょう夕焼けイベントは不覚にも泣きそうになった。 いやもう、前後のロボロボ団とかタツミタツカとの会話イベントで微妙に涙目だったんですがね! ……で、やはり左遷と言うことに。当然だろうなー……ってお月様ですかよ!! ミユさんを置いて行くべきか迷うタケシ。 ……行けって言うだろうなぁ、ミユさんは。そう思ってなくても。 そんなタケシに妖しいおじさん登場。 ……誰だこのおじさん、いきなり新キャラだろうか。 何故かロボトルムードに。……ってあの、その機体て、これは、あのその赤いハチマキは。 えっと、えー……えぇーッッ!? ととっととととととにかくロボトることにななななりま。 そして最速でやられた! さっすがゴ、いや、おじさん! 夢の話。……くそ、おじさんのこと知ってるから余計に深みが増す。 卑怯だぜあけいさん。 えぴえぴ。 ほんと卑怯だぜあけいさん!! ■27話。 白い犬の続き。きみがいきたいばしょに。 一話を彷彿とさせる展開に。ただ、今回の相手は人間同士ですが。 奇蹟の男強すぎるだろう常識的に考えて。 メダロットに対する姿勢の変化。それが良いことなのか悪いことなのか。 少なくとも、今は良い方面に話は進んでいる模様。 メダロットが弁護士補佐……ってことは、メダロットが異議あり! と叫ぶこともごめんなんでもない。 とか考えてたらフェミナこの野郎てあれ意外とフレンドリーだなタケシ。 ありがとうと言っているってことは……感謝されるようなことをしたってことですよな……? え、でも、バラバラて言ってたのは、あれ……? ……結局、彼女の言うゴッドスピードってのはなんだったのやら。 って、えぇえぇええええええ。 ちょ、身近過ぎるぞメダロイド……! どんでん返し過ぎる! やはり再会は夕焼けで。 ……あれ、ミユさん髪の色が……ってなんだよそう言うことだったのかー!! ちなみに、私は白のロングも黒のショートも両方好きです。 ……白のショート、もしくは黒のロングはダメなのか!? ごめん話ズレた。 ミユさんの『嬉しいなあ』が本当に嬉しそうに聞こえてもうあぁもう。 今までの積み重ね効果がここに来て最大限に発揮されててもう、もう。 やっぱり卑怯だあけいさん。 エンディング。それぞれの。 デンジさんとリュウヤさんの話が一番泣けた。愛妻家だなデンジさん。 いきたいばしょの意味が紐解かれる瞬間は崩れかけた。 ……卑怯だ…… 総評。 面白かったッ! メダロットシナリオの中でも恐ろしい安定感を誇る良作シナリオでした。 とにかくお話がのめり込めることのめり込めること。気付いた時にはどっぷり深みにハマるハマる。 ここまで作り上げ、そして完結させたシナリオ作者さんのあけいさんに感服です。 完結おめでとう御座います。二年間お疲れ様でした。 (2008/8/20) さて。 物語自体は既に完結しているものの…… この度、追加シナリオとして神威ルート、もとい、【カミカゼルート】が開拓されました。 これで本当にSSSは終了。あけいこうさん、本当にお疲れ様でした。 戦闘前。 カミカゼ突撃! 玉砕! しかもクリムゾントルネードまで! 何故にその技知ってるのかしらこのお狐様は。 ……でもまぁ、深遠の人だし、それくらい知ってても可笑しくないか。……なんにせよ悪趣味だぜ! ワタシと私の利害一致。で羽生えて覚醒。神威の力は偉大。しかしパーツとティンペットまで完全再生するのか。 神手みたく、四肢が復活したと言う幻像を見せてるのかと思えば、タケシミユにもちゃーんと見えてる模様。 戦闘。 圧倒的の一言。雑魚敵1ターンキル楽勝でした。 その後に控えてた人は……超絶パワーアップしてるこっちでも微苦戦。 撃破後アニメーションKAKKEEEEEEEEEEEEEEE。 お返しと言うことで、四肢破壊後にメダルまで完全破壊。 この状態のカミカゼなら、GSのソウルレジェンドともタメ張れそうだ。 ……あっれー、これSSSだよなー……? 戦闘後。 ユニット画像無しの敵出現。 ああミスだ、報告しないと――――と思ったら演出でした。げふ。 人殺しを定められたモノ。……侵略兵器だしなぁ。 この辺りでまずズシリ。 『お前は私がナンだカワカルカ!!!??』 ……ってのは、私とワタシの言いたいことが混濁してる状態での発言なのかなー。 ワタシ『お前はナンだ!?』 と、 私『私がナンだカワカルカ!!?』 が、ミックスされて。……と邪推。まぁそんなややこしいハズは無く。 唐突にエンドロール。 え、これでFin!? かと思いきやさすがにそんなことはなく。 神手と神風。完全に神威化しちゃったのか。 100年経過で神手は更にパーツの老朽化が進む。時間を感じさせる演出はこう、来る。 深遠は30年前に。初代神威が潰したのだろうか、それとも。 ……どちらにせよ、もうこの頃には初代神威はいないんだろうなー。 共存を真っ向否定。これがまた神風の口から言われることだから、またズシリ。 大きな事件。うはぁーん全面戦争だ絶対ィー。 ホモ・エクスマキナの人々とか、この頃には社会の中枢に完全に入り込んでると思うし。 さて。 『TO BE CONTINUED ”tragedy”』 ……悲劇。 ……何故か劇場版ヴァイオレンを思い出す。 GR時系列的には、ここからまた何か一個話があって、その後にブルースが、と言う流れなのだろうか。 やはり、プレイした後には苦味と渋味が残りました。 SSSの最後を飾るに相応しい話か、と言われたら、やはり疑問は残るところ、 しかし、それでも面白かったことは事実なので、これはこれで良いお話でした。 今後、GR作品を作り出すに良い土壌になったかと思います。 頑張れあけいさん! |