■メダロットFang■
作者:つんどら 様 配布先:氷原地帯
(2008/8/23) 全話総合感想。 シリアス主体のメダロットシナリオ。 メダロット組織、『紅蓮』のエースメダロットである主人公『ゼルク』の物語。 一話の冒頭の段階では野良メダロットの話かと一瞬勘違いしますが。 登場人物はほぼメダロット。個性的で非常にアクの強いメンツ揃い。 アンネームドのメダロット達まで、個性立てて出張ってくるものだから困る。 どこか、ロックマンのような雰囲気を感じますが、この作者さんの好みなのだろうか。 一話一話がライトな容量なのでさくさくお話を進めることができます。 会話もテンポ良く、とんとん拍子で読み進められます。 基本シリアスですが、まだ序盤故なのか、謎出しと漫才が多い。 漫才やってる様子は微笑ましくて楽しい。の。で。す。が。 そのせいで、話のテンポが悪くなる時もあるため注意されたし。 個人的には、ちょっと『:』を使いすぎか、と思わないでもない。 それと、間の部分は三点リードを使うべきかとー。 戦闘の難易度は中の上と言ったところ。 複数の敵を相手にすることが多いため、油断していると 思わぬところでゲームオーバーになりかねないため、非常にスリリング。 作者さんの本業は絵師さんなので、一枚絵を豪快に使ったカットインが豊富です。 更新速度はあまり早めではありませんが、私的には期待株の一つ。 |